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パン屋としての原点と、積み重ねてきた価値をブランドの力に。
継続的な支援を通じて、企業とブランドの“らしさ”を社内外へ発信【前編】

食品製造

グンイチパン株式会社様

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群馬県伊勢崎市を拠点に、ベーカリーブランド「パーネデリシア」を展開するグンイチパン株式会社。1954年の創業以来、地域に根ざしたパンづくりを続け、現在では群馬・埼玉に店舗を展開するほか、学校給食など幅広く事業を展開しています。
事業の中心が「パーネデリシア」へと移り変わる一方、当時Webサイトとして存在していたのはグンイチパンのコーポレートサイトのみ。パーネデリシアというブランドの認知や、グンイチパンとの役割の整理に課題を抱えていました。

マルキンアドでは、パーネデリシアというブランドが大切にしている価値や役割を整理し、ブランドサイトを新たに制作。Web広告による認知拡大も含め、ブランドの発信基盤づくりを支援しました。
今回は、広報・販促から人事まで幅広く会社運営に携わる小此木様に、当時抱えていた課題やブランドサイト制作の背景、パーネデリシアらしさをどのように形にしていったのか、プロジェクトを通じて感じた変化について伺いました。

ブランドの役割を整理することから始まったサイト制作

パーネデリシアのブランドサイトを制作した当時、どのような課題があったのでしょうか?

小此木おこのぎ様:

当時会社の事業としては、すでにパーネデリシアが中心になっていましたが、ホームページはグンイチパンのものしかありませんでした。特に地元である伊勢崎市では「グンイチパン」という名前の認知度が高かったこともあり、パーネデリシアというブランド名がなかなか浸透しなかったり、企業名とブランド名が結びつかないという課題も感じていました。

また、うちの店舗は、店舗ごとに外観やデザインが異なることも特徴の一つですが、その分、ブランドとして統一されたイメージが伝わりづらい部分もありました。
お客様に「パーネデリシアとはどのようなブランドなのか」をきちんと伝えられる場所をつくる必要がある。そうした課題から、ブランドサイトの制作が始まりました。

自分たちにとっての「当たり前」から、
パーネデリシアらしさを紐解く

サイト制作では、パーネデリシアらしさをどのように整理していったのでしょうか?

小此木おこのぎ様:

パーネデリシアには、「パンは最高の幸せ」という意味があります。
昔ながらのパン屋というイメージのグンイチパンに対して、パーネデリシアはイタリアの食文化を取り入れたところから始まっており、少し洋風で、おしゃれな雰囲気があります。
また、見た目のイメージだけではなく、私たちが長年パンづくりで大切にしてきたことも、ブランドを考える上では重要でした。

その一つが、必ず「ひと手間」をかけることです。効率だけを考えれば簡略化できる部分もありますが、専門店だからこそ、商品に合わせてパン生地を細かく使い分けたり、仕入れた材料にも自分たちなりの工夫を加えたりしています。
そしてもう一つが「お客様目線」です。商品づくりでも販売でも、自分たちがやりやすいかではなく、お客様がどう感じるかを大切にしています。例えば夕方でも焼きたてのパンをできるだけ種類豊富に用意するなど、「どうしたらお客様に喜んでもらえるか」を考えています。
パンをつくって終わりではなく、買っていただくところまでが私たちの仕事です。
こうした自分たちにとって当たり前になっている考え方も含めて、パーネデリシアというブランドをどのように伝えていくかを整理していきました。

ブランドの価値を整理し、伝わるデザインへ

マルキンアドとのサイト制作は、どのように進めていきましたか?

小此木おこのぎ様:

私たちの中には目的や課題感、「このようなブランドにしたい」というイメージはあります。ただ、それを具体的にどのようなデザインで表現すれば伝わるのか、自分たちだけでは分からない部分もありました。
そこでマルキンアドさんにも入ってもらい、さまざまな話をしながら思いをデザインとして可視化してもらいました。お互い初めましてという状況のなかで、一方的に方向性を提示されるのではなく、こちらの話を聞きながら一緒に考えて形にしてくれるような支援の仕方がとても進めやすく感じていました。
私たちの中にあるものを理解した上で、必要な情報や表現を整理してもらえる。自分たちだけでは言葉やデザインにしきれないものを、伝わる形にしてもらえたことはとても大きかったと感じています。

サイトをつくるだけではなく、「知ってもらう」ところまで

ブランドサイトとあわせて、WEB広告も実施。

小此木おこのぎ様:

当時はパーネデリシアという名前自体がまだ十分に知られていなかったため、サイトをつくるだけではなく、広く知ってもらうきっかけを作る必要がありました。
そこで、広告についても、エリアなどを細かく相談しながら配信してもらいました。広告を見た方にサイトを訪れていただき、パーネデリシアについて理解したのちに、来店してもらう。その一連の流れを早期に作れたことはとても良かったと思います。
実際に、ホームページを見たという声を聞く機会も以前より増えました。
WEBサイトはつくって終わりではなく、どのように見てもらい、ブランドを知ってもらうかまで考えることが大切だと感じました。

企業とブランド、それぞれが伝えるべきことや役割を
見直すきっかけに

パーネデリシアのブランドサイトをつくったことは、その後の情報発信にもつながりましたか?

小此木おこのぎ様:

パーネデリシアのサイトができたこと、またこの制作の過程を経験したことで「パーネデリシアとして伝えること」と「グンイチパンという会社として伝えること」を分けて考えられるようになったことは、大きな変化だなと感じています。
以前のグンイチパンのホームページにはパーネデリシアの情報も多く掲載されていましたが、ブランドサイトができたことで、それぞれのサイトの役割を整理できるようになったと思います。

その後、グンイチパンのコーポレートサイトをリニューアルする際にも、「誰が見るサイトなのか」「会社として何を伝えるべきなのか」を改めて考えることにつながりました。
最初はパーネデリシアを知ってもらうためのサイト制作でしたが、結果として、会社とブランドそれぞれの役割を整理するきっかけにもなったと感じています。

「パーネデリシアとはどのようなブランドなのか」を伝えることから始まったブランドサイト制作。グンイチパン様が長年大切にしてきた「ひと手間」や「お客様目線」といった価値を紐解きながら、ブランドとしての役割や伝えるべき情報を整理していきました。
その取り組みは、パーネデリシアの認知拡大だけではなく、「ブランドとして伝えること」と「企業として伝えること」を見つめ直すきっかけにもなっています。

次の記事では、創業70周年を機に改めて向き合ったグンイチパン様の歴史や、社員に会社への誇りを持ってほしいという思い、そしてその後のコーポレートサイトリニューアルについてご紹介します。※掲載内容は取材当時のものです。

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