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デザイナー志望!新卒向けポートフォリオの作り方

デザイナー志望!新卒向けポートフォリオの作り方私は短大の出身なので、大学1年目の11月くらいからポートフォリオ制作をはじめました。自分の就活経験を踏まえつつ、入社して2年たった今、学生さんのポートフォリオを拝見して感じたことをまとめてみました。デザイナー志望の学生さんに少しでも役立てばと思います。

ポートフォリオにどんなことを入れたらいいの?

キャラクターデザイン自分の得意分野やスキルをアピールするために学生で培ってきたものを作品集にします。内容としては、志望する会社にあった作品選びを心掛けましょう。例えば、キャラクターデザインに特化している会社を受けるのであれば、イラストやキャラクターの作品がメインになります。入社したら自分はどんな仕事がしたいのか、どんな仕事ができるのかを考えると載せるものが選別できると思います。
ちなみにマルキンアドのような仕事内容が多岐にわたっている会社には、デザインの幅を見せるために様々なジャンルの作品を入れると良いです。どうしても得意分野だけを見せたい気持ちになってしまい、内容に偏りが出ててくると見る側としては少し物足りないです。得意分野のアピールはしっかりしつつ、他の分野も見せられたら一番良いですね。

作品ページに入れた方が良い情報は?

1.制作時期

学生からデザインを始めた人は多いと思いますので、1年と2年では出来上がった作品の完成度が結構違いますよね。小さなことですが制作時期を入れておくことで、成長過程も見ていただけると思います。

2.作品の説明文

作ったときの想い当たり前ですが、見る人はあなたの作品を初めて手に取ります。ターゲット、コンセプト、作ったときの想いなどコメントが添えてあると作品の捉え方がぐっと変わります。長々と入れる必要はありませんので、ポイントを押さえて分かりやすく説明できると良いです。

3.素材の記載

素材の記載学生さんの作品を見ていていつも思うのが、どこまで自分が制作したものなのかということ。フリー素材を使用することがだめということではありませんが、自分で撮影した写真、描いたイラストなどグラフィック素材を一から自分で制作している人は、アピールしたほうが良いと思います。

4.サイズの記載

ポスター(B1サイズ)、PC用バナー(300px × 300px)など記載があったほうが用途や実寸を想像しやすいです。

5.使用したアプリケーション

使用したアプリケーション作品ごとにアイコンなどを載せるとどのソフトで制作したのかが分かりやすく、スキルをアピールできます。

6.自己紹介文

人間性や個性を知ってもらうためにプロフィール欄をもうけると良いです。デザイン性よりも人柄を重視している会社もありますので、アピールするチャンスです。趣味や特技の記載があると覚えてもらいやすいですし、面接時に会話が広がったりします。

最後に

ポートフォリオ応募要項に記載がない限り作品の見せ方は自由ですので、Webをアピールするならばポートフォリオサイトを作っても良いと思います。邪魔にならない程度の作品物を入れたり、作品の見せ方を人と変えて工夫を凝らすのも印象に残す手です。ポートフォリオや履歴書、見てくれる人はしっかり見てくれています!!限られた時間でうまく印象を残せるように、ポートフォリオを作成中の学生さんは一度見返してみてはいかがでしょうか。

WEBデザイナー / C.Y