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ピクトグラムのデザインから思うこと

ピクトグラムのデザインから思うこと
みなさんは「ピクトグラム」と聞いてどんな図形を思い出しますか?
街中で、当たり前のように目にするピクトグラム。
トイレマークや、フォークとナイフが描かれたレストランのマーク、人が走っている非常口のマークなどがピクトグラムです。情報や注意などを表わすことができ、言葉がわからなくても、一目見て情報が伝わる良さがあります。

伝わる形で表現する

一番分かりやすい案内は?ピクトグラムとは「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、文字で表現する代わりに単純化された絵で情報を伝えるためのものです。例えば、はじめて行った場所でトイレを探す時、右のどの案内が一番分かりやすいでしょうか?
この3つで一番分かりやすいものは一番下の案内だと思います。言語に関係なく、視覚的な図で伝える。これがピクトグラムです。
視覚情報装飾や細かな要素はすべて削り、これ以上削れないくらいシンプルにしたものです。目から入ってくる情報は、五感の中でも80%から90%を占めると言われていて、視覚情報は脳と直結していると考えられています。「読んで意味を理解させる」のではなく、「形を見せて伝える」ことがポイントです。

いつピクトグラムが広まった?

空港のピクトグラム日本でピクトグラムが広まったのは、1968年の東京オリンピックの時です。
当時は外国人との英語によるコミュニケーションが難しいとされ、コミュニケーションを図るためにピクトグラムが作られました。言葉が通じなくても世界共通で情報を伝えることができるって、素晴らしいと思います。海外に行けば空港に着いた時からピクトグラムにはお世話になるので、その大切さは身を持って実感します。
2020年のオリンピックにむけて今後増えるであろう外国人観光客が、より旅行を楽しめるようなピクトグラムが誕生するかもしれません。

情報伝達は装飾や細かな要素は削り、できるだけシンプルに

デザインはシンプルな方向へピクトグラムのように、無駄な要素を極力排除した方が情報伝達がしやすいという場合は多くあります。情報を正確に伝えるためには、デザインはよりシンプルに仕上げる必要があります。 要素を凝縮し、削ぎ落とすことで見えてくるもの。デザインは、よりシンプルで、ストレスのかかる要素をそぎ落とす方向へとどんどんと進んでいます。 モバイルアプリなども、よりシンプルなデザインが採用されていることが多いです。

一目見て使い方が分かるデザイン。
一目見て自然にコミュニケーションとなるデザインにしてみるのも、一つの選択肢だと思います。

グラフィックデザイナー / Y.M