一眼レフカメラ初心者でも簡単。 ワンランク上の撮影術。

最近、デジタル一眼レフカメラの価格も手ごろになり、カメラを趣味にしている方も多いと思います。自社のサイトに載せる写真をカメラが趣味の社員の方が撮影、なんて話を聞くことも少なくありません。そこで、比較的手軽にワンランク上の撮影ができるアイテムを2つご紹介します。

レンズ

まず一つ目は、明るいレンズです。一般的に入門者用の一眼レフには、標準と望遠などがセットになったものが多く販売されていますが、これらのレンズはF値が大きいものが多く、暗いところでの撮影が苦手なのと、背景をきれいにぼかすことができません。そこで、F値が小さい明るいレンズを使い被写体を際立たせてみましょう。
なお、F値が小さい明るいレンズは、比較的高価になりがちですが、ズームレンズではなく単焦点レンズであれば比較的安価なものもありますので、ぜひ試してみてください。
※F値：カメラに取り込む光の量を数値化したものをF値といいます。F値が大きいとレンズを通る光の量が少なくなり、F値を小さくすると光の量が多くなります。

ストロボ

そして2つ目は、外付けのストロボです。カメラに内蔵されているストロボだけで撮影すると、被写体に対してダイレクトに光が当たるため、影が強く出たり、味気ない雰囲気で写ったりとうまくいかない場合があります。そこで、外付けのストロボを使ってバウンス撮影をしてみましょう。
バウンス撮影とは、外付けのストロボを天井に向け、そこから跳ね返ってくる光を使って撮影する方法です。被写体に対して光が間接的にあたるので自然な雰囲気での撮影が可能です。

まとめ

最近のデジタルカメラは、家電製品と同じで、モデルのサイクルが早くなりカメラ本体もどんどん進化しています。数年前のモデルはすぐに古くなり性能の良い新しいモデルが続々登場して、ついつい欲しくなってしまいますが、本体はそのままで、レンズとストロボを変えて撮影してみてはいかがですか？この2つを変えるだけで、今まで以上に満足のいく1枚が撮れると思います。しかも、本体と異なりモデルのサイクルも長いので、頻繁に買い替えということもないと思います。
カメラ本体の設定などで、質の高い撮影をする方法もありますが、専門的な知識が必要な場合もあります。比較的簡単に良い写真を撮影するのには、この2つがおすすめです。
今までと違ったワンランク上の撮影ができると思いますので、気になった方はぜひ試してみてください。

営業 ／ H.K